8月6日(日)、がんの治療薬に関するエリアセミナーに参加しました。

講演は、「抗がん剤の治験について~新薬が患者さんに届くまで~」と「『プレシジョンメディスン』ってどんな医療?」の二つ。専門用語もあって、ちょっと難しいところもありましたが、演者が工夫をこらしてわかりやすく解説し、理解を深めることができました。

パネルディスカッションは、会場の参加者からの発言機会も多く、パネリストの先生方との活発な意見交換が出来ました。まるで、会場全体が一つの「サロン」のような雰囲気だと感じました。パネルディスカッションで、印象に残った言葉の一つに「Cancer gift」がありました。”がんになったお陰で人間的な成長を感じることが出来た”という趣旨のお話しが会場から出て、多くの人がうなづいていました。これを「Cancer gift(がんからの贈り物)」というそうです。

生と死を考える福島の会の第1回定例会で、「人は幾つになっても成長できる」ことを学びましたが、今日のセミナーでは「人は病気(がん)になっても成長できる」ことを学びました。

(世話人A:ほんの少しだけ成長したかも…)