5月14日、総会記念講演がありました。

「今日をより良く生きるために~震災を乗り越えて~」と題し、大和田新氏(フリーアナウンサー)によるものでした。氏は、2011年3月11日の「東日本大震災」直後から被災地に足を運び、福島県の現状をきめ細かく伝え続けています。

講演を聴いて感じたことの一つは、「ブレることなく伝え続けることの大切さ」です。被災地の現状やそこで生きている方々、亡くなった方々に対する、大和田氏の寄り添う想いは、一貫しており、決してブレることなく、伝え続けていると感じました。そしてもう一つ感じたことは、講演で紹介された方達が「死」についてしっかりと向き合い、「いかに生きるか」を真剣に考ていることです。

私たち「生と死を考える福島の会」も発足から20年にわたり、「死」を見つめ、考えることで、「豊かな生」を築くていくことを、一貫して伝え続けてまいりました。大和田氏の「伝えることの大切さ 伝わることのすばらしさ」という姿勢は、私たちの活動にも相通ずるものがあります。

今後も定例会や各種イベント等を通じ、「より豊かな生を築くために」を一緒に考えて行きたいと思います。

(世話人A:「大和田ノート」読みました)

【講演後、大和田氏を囲んでの茶話会】    【茶話会後、講演会場で記念写真】