7月7日は七夕。七夕と言えば、願い事を書いた短冊や色とりどりの飾りをつけた笹竹、そして吹き流しが思い浮かびますね。では、七夕に食べるもの、と言えば…。かつては、特段決まったものはなかったと思いますが、ここ数年「七夕そうめん」なるものを見聞きします。そうめんを”天の川”に、オクラを”星”に見立たものだとか。母(91)がいる特別養護老人ホームでも、7日のランチメニューは「七夕そうめん」です。
四季折々の行事食は、土用の丑の日の”うなぎ”、冬至の”かぼちゃ”など、お馴染みのものに加え、節分の”恵方巻”、夏至の”タコ”など、かつては限られた地域の風習が全国版になってきています。普及にはSNSなども一役かっていると思います。いろいろな食文化を楽しむことも必要ですが、”商魂”に乗せられすぎないようにしなければ…とも思っています。
ちなみに、7月7日の月齢は13.0、月の出は17時20分。ほんの少し欠けた大きなお月様も見られそうです。
(世話人A:麺類大好きです)
写真は、母がいる特養内の七夕飾りです。
よく見ると、笹竹は「点滴スタンド」にくくり付けてあります。さすがですね。
願い事を読むと、ちょっと切なくなるものもあります。