”コロナ禍”と言われるようになって、これまであまり聞かなかった言葉を耳にします。「3蜜」や「人流」のほか、「ソーシャルディスタンシング」「テレワーク」「リモート〇〇」などの横文字も多いですね。外出自粛を呼びかける言葉として「不要不急」や「ステイホーム」もかなり登場しています。

中止・休止となったイベント等も少なくありません。生と死を考える福島の会の事業では、総会記念講演会が、昨年に引き続き休止となりました。とても残念なことですが、適切な判断だったと思います。5月中旬には福島県独自の”緊急事態宣言”が発出されましたが、5月末をもって解除されました。

6月19日の第1回定例会は予定通りの開催です。定例会のメインテーマは「認知症について学ぼう~予防のポイントは日常生活にあり~」です。第1回定例会では「認知と食生活」について、第2回定例会では「認知と運動」について学びます。

さて、冒頭で耳新しい言葉をいくつか列挙しましたが、「コロナフレイル」という言葉も最近耳にしました。「フレイル」とは、加齢により心身が衰えて、”介護が必要になる前段階”のことで、認知症になる引き金のひとつだそうです。”コロナ禍”で余儀なくされた様々な生活の変化(新しい生活様式?)が影響していことから「コロナフレイル」というそうです。私自身、体を動かさない、食事が偏る、人との会話が減るといったことが、以前よりも増えたような気がします。今年度の定例会では、”コロナ禍”の今だからこそ必要な、具体的な注意事項や改善策を学ぶことができるはずです。また、定例会は、学びの場のみならず、参加者同士の交流の場にもなっていると感じています。

生と死を考える福島の会の各種事業に参加することは、私にとって「不要不急」ではなく、「今、必要」なことなのです。”コロナ禍”の今だからこそ、定例会に出かけよう!もちろん感染防止策をしっかりとることを忘れずに…。

〔世話人A:ワクチン接種券が届きました〕